基本的ににオプション取引はプットとコールの二者択一の選択することで取引が成立する
わけですが、取引を始めたばかりのころは中々勝手がわからないものです。
実際にかなり大きな値動きが起こらない限りオプションそのものの価値が無くなる場面に
遭遇すると戸惑うことになるかもしれません。
ある意味当然のことなのですが、オプションの性質として(コール・プット)買い建てる場合
と売り建てる場合とではオプション取引そのものの性質が異なります。
オプション取引でオプションを買いたてた場合には多くの場合は時間の経過とともに価値
がなくなります。そして、低い確率で大きな利益を手にすることができます。
反対にオプショ取引でオプションを売りたてた場合は、小さい利益を得ることは比較的容易
にできますが、乱高下が激しい相場展開に遭遇してしまいますと大きな損失を被ります。
基本的にオプション取引では個人投資家が可能なのは買い建てのみですので、株式など
と併用してとりひきすることによって、上述したような乱高下が激しい場面で急騰、急落した
場合に備えて保険的な役割をはたすことができるので、こうした意味でもお勧めです。
繰り返しになりますが、オプション取引は余程大きく値が動きが起こらないと価値がゼロ
になる可能性が高いのでこの点を考慮して取引する必要があります。
また、
オプション取引の場合、取引にかかる手数料とスプレッドの差が大きすぎるために
利益が出しずらい場面に遭遇する可能性が高いとされています。
大きな要因としてあげられるのがスプレッドです。元来オプション取引では買値と売値の
間にスプレッドが発生するわけですが、それにプラスして手数料がかかります。
ですので、最低でもこれらの分の利益をあげることができないと当然のことながら利益を
あげることができませんので。こうした点を予め考慮したうえで相場に入る必要があります。
また、値動きが非常に早いので迷いは禁物です。短期決戦を心がける必要があります。