前日の東京市場、日経平均株価は5営業日ぶりに反発するも、小幅高にとどまり、年明けから
商いは回復傾向にあります。米国株式市場は、ダウが小幅反発するも、ナスダックが続落
することとなり、まちまちとなっております。
そして、寄り付きは前週末に250ドル安をつけた反動によって、買い戻しの動きが高まりました。
しかし、カナダの銀行大手CIBCが、サブプライムローン問題によるの評価損問題からの複数の
幹部を更迭との報道されたことにより売りに転じ一時12733.84ドルまで下落しました。
その後はアトランタ連銀総裁が追加利下げを示唆する発言があったことを受けて上昇し、終日
神経質な動きをみせるも、大引けではダウ平均は反発しております。
一方でナスダックはモルガン・スタンレーがハイテク関連の利益見通しを引き下げたことにより、
アップルなどが主導する形でて指数を押し下げました。
こうしたことから、米景気の後退を懸念する売りにより、東京市場は続落スタートすることとなり、
日経平均株価の下げ幅は一時130円を超えました。後場は底堅さを好感する買いでプラス圏
に浮上するも、その後、上値を追う動きは続きませんでした。
戻り売りを浴びせられることになったのですが、銀行株を中心に買い戻す動きが地合いを改善
させることとなりました。そして、日経平均は大引けにかけてアジア株式市場が軒並み堅調
だったことから買い安心感が広がり小幅ながら反発して引けることになりました。
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