ついに上海万博が終了しました。これまで世界経済を吸収してきた
中国経済も大きく後退
することが予想されていますので、この動きがそのまま世界経済に波及しそうです。
日本の場合すでに最大貿易相手国は米国から中国にシフトされていますので、マスコミは
さかんに対中貿易が悪化することで日本経済がさらに悪化することを執拗以上に喧伝して
いるわけですがGDP費でみれば対中国貿易は2%程度です。
しかも、実際には中国に輸出したパーツなどを現地で組み立てて世界各国に輸出している
わけですから、実際にはもう少し小さいわけですのでカバーできない規模ではありません。
そうはいっても国内企業の業績には大きく影響しそうです。というのも多くの企業が中国市場
が拡大し続けるという幻想に取りつかれていて、それに合わせて動いているからです。
中国市場が縮小に向かうことで業績に直反映される企業が多いのです。
ですので、年末から来年にかけて再び大きく乱高下が繰り返される相場展開が続くことに
なるかもしれませんので、個別株へ投資するリスクを下げるためにもオプションとの併用
した取引が今後有効になると思います。
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