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オプション取引に掛かる税金について - オプション取引が分かる金融取引入門





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オプション取引に掛かる税金について


当然のことですがオプション取引は立派な金融商品なので、売買
には、株式投資同様に税金がかかります。



ですので、今回はオプション取引にかかる税金について簡単では
ございますが、解説させていただきたいと思います。



まず、新規の売買および反対売買にて約定するごとに、取引所税
がかかります。税率は約定金額の1万分の1です。


しかし、権利行使および行使割り当て時には徴収されません。


権利行使によって株式の受け渡しが行われた場合、通常の株式の
売買の税金と同じく、有価証券取引税と譲渡益(キャピタルゲイン)
課税が実際にかかることとなります。



例えば、コールを売っていて権利を行使され、株券を権利行使価格
で渡した場合、この価格を譲渡価格として譲渡益が計算されること
によって、実際に課税されることになるわけです。



プットを買っていて、権利を行使する場合も、売り渡した権利行使
価格が譲渡価格となって課税されます。



また、コールの買い、プットの売りでは、権利行使時には株を買う
立場なので権利行使時には課税されません。



受け取った原株を市場で売却した時にはじめて譲渡益課税と有価
証券取引税がかかることになります。
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