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オプションと現物取引の違いについて - オプション取引が分かる金融取引入門





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オプションと現物取引の違いについて


オプション取引と現物取引の大きな違いは取引に必要とされる資金量が決定的に異なり
ます。例えば1000円の現物株を1単位(1000株)買うには100万円の資金が必要です。


しかし、この株のコールオプション(権利行使価格1000円)買う場合は5万円程度のプレ
ミアムを支払うだけですみます。そして、権利行使価格に株価が1100円を超えている
場合には、現物株の場合は10万円の利益が発生します。


一方、オプション取引の場合は、プレミアムを差し引いた5万円の利益を手にすることが
できるのです。一見すると現物株のほうが有利なように見えるかもしれませんが、
元に戻ってくることを考えると、投資効率に大きな差があります。


現物株は10万円の 利益を得るために100万円の資金を投入しているのに対して、オプ
ション取引ではたった5万円の資金で5万円の利益が得られるのです。


利回りに換算すればもっと分りやすいと思います。現物株の場合は投下資金に対して
10%の利益であるのに対してオプションは何と100%の利益ということになります。


こうしたことからも分る通り、小額な資金で大きな 損益を生む点がオプション取引の大き
な特徴です。オプションは投資効率の高い投資商品なのです。


オプションの中でも特に 株券オプションは小額から投資出来るため、比較的、資金規模
の小さい個人投資家の方でも、大きな利益を得ることが可能な商品です。


なお、現物株を保有していると、 議決権が与えられたり 配当金や株主優待が支給され
たりといった株主の権利が発生しますが、オプションは、こうした権利は全くありません。
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