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国債先物オプション取引の仕組み - オプション取引が分かる金融取引入門





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国債先物オプション取引の仕組み

まず最初に国債先物についてですが、国債先物は国債を対象とした
先物取引で、一方の国債先物オプション取引は、国債先物の値動き
を原資産とするオプション取引です。



そして、国債先物オプション取引の主流としてあげられるのが、長期
国債先物取引、もしくは、中期国債先物取引を対象としたオプション
取引であることがあげられます。



国債先物オプション取引の売買の仕組みについてですが、国債先物
取引のある限月におきまして、ある価格で一定数量を一定期間内に
買い付けることのできる権利(国債先物コールオプション)もしくは売り
付けることのできる権利(国債先物プットオプション)を売買します。



こうしたことから、国債先物オプション取引におきまして、オプションの
買方は国債先物取引を行う権利を取得します。しかし、これに関して
は強制ではなくあくまでも任意となっています。



また、逆にオプションの売方につきましては、買方が権利を行使した
場合にはこの国債先物取引に強制的に応じなければなりません。



こうしたことから仮に国債先物オプションの権利行使が行われた場合
におきましては権利行使をしたオプションの買方と、オプションの売方
との間で国債先物取引が成立することになります。



国債先物オプション取引の決済方法は、以下3つの通りです。


●転売もしくは買戻して決済する

●権利行使によって決済する

●権利を放棄する


ちなみに、今現在、実際に国債先物オプションを取り扱っている証券
会社はごく一部であることから、一般の個人投資家にとってはかなり
敷居の高い市場となっております。
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