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下落相場ではオプションと現物を併用 - オプション取引が分かる金融取引入門





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下落相場ではオプションと現物を併用


今年に入ってからも米国株式市場に連動する形で連日のように株価が乱高下を繰り返して
おります。依然として、方向性は定まらず、落ち着く気配はありません。



そして、懸念されていた欧米の金融機関の決算発表が市場予想を上回って良好だったこと
を受けて、株式市場全体に安心感が広がっています。



しかし、時価会計が外れていることを忘れてはなりません。損失がいくらあるのか、まったく
不透明な状態なのです。業績が良くても破綻する可能性があります。



株価が急落に転じた状況下で注意しなければならないのは、投資家の多くは極端に下がり
続ける状態を嫌って株を一気に売ってしまうことから大きく下落します。



このような状況下では頑張って耐えてみようと思ったところで株価が戻る保証はありません
ので、有り余る資金を持っているのであれば話は別ですが、基本的に下落相場の中では、
意味もなく長く買いポジションを持つことは基本的に厳禁です。



いずれ戻るだろうといった当てにならない期待をいつまでも抱き続けると、一転して夜も眠れ
ない日々をすごすことになってしまいます。



2007年の中頃まではダウも連日のように史上最高値を更新し続けていたのですが、この
時期の投資家の心理としては、「もっと上がって欲しい、いや、まだまだ上がる」と思って
いたのです。しかし、残念ながら、こうした上昇の波は長くは続きません。



永遠に上昇し続けることはないので、大きく下げるときが必ずきます。ですので常に警戒し
なければなりません。相場では、人の意思を考慮して動くことはありませんので、仮に下降
トレンドに転換した場合は、とことんまで下がります。



こうしたことがないと新しい波は生まれないので、株価は下落することを余儀なくされるわけ
です。相場全体が下落している時に、株式投資で利益をあげるには、こうした状況下におい
ても株価が上昇を続ける銘柄に投資することです。



それ以外の手法としては空売りを仕掛けるべきなのですが、実際に信用取引を行っている
投資家の方でも空売りを避ける傾向にあります。



ですので、こうした状況では、株式投資とオプション取引を併用して行なうことで、現物取引
の損失を補足したり、さらに拡大したりすることができますので、投資効果高まります。


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