昨年の前半までであれば、まさか相場がこのような状況に陥ると
は考えられなかったので、オプション取引の有効性は比較になら
ないほど低い状態にありました。
しかし、今現在のように乱高下が著しく激しい状態では、現物取引
との併用してオプション取引を行うことによって投資効率は飛躍的
に高まることになりますし、実際に効果は高いです。
現物での損失をオプション取引が大きくカバーしてくれるからなの
ですが、残念ながら依然としてオプションの有効性が一般の個人
投資家には浸透していないのが現状です。
オプション取引の危険性ばかりがクローズアップされています。
しかし、株価の変動が大きくなればなるほどそれに従ってオプショ
ン取引では、レバレッジ効果が高まりますので、実際にたった1日
で倍以上になることも十分にありえることなのです。
勿論、暴落するケースも多分にありますが、その場合でも損失は
限定されますので、株式での信用取引のように投資した額以上に
大きな損失を被ることはありません。
しかし投資した額が大きくなればなるほどリスクが高まることには
変りありませんので、オプション取引の基本は短期決戦です。
思惑がはずれたら速やかに撤退します。
単純にこれだけです。株式投資の場合であれば、損失を膨らませ
ても保有し続けられますが、オプション取引ではそうもいきません
ので、株価の回復を待つことはありません。
ひたすらエントリーとエグジットを繰り返しながら、相場にあわせ
て行きます。最終的に利益があがれば良しとします。
PR